危機

世界中で増加しており、日本では特に問題となってきている病気にうつ病があります。これは誰しもが突然発症してしまう可能性があるもので、確実な治療法というものはありません。更に、悪化すればそのまま自殺してしまうような精神状態まで追い詰められることもあります。
若い人から年配の人までかかってしまう可能性がある病気ではありますが、昔は特に老人がかかる病気だと考えられていました。年齢を重ねて人生も終盤になれば、友人がおらず伴侶も死亡していたりで孤独を感じるようになっていたり、子供から手が離れたことで空の巣症候群にかかってしまったりとうつ病になるきっかけが多くあるのです。
勿論まったくうつ病にかからないような人もおります。
しかし、最近増加しているうつ病患者の年齢層は10代~30代と非常に若い世代が多く、若いがために老人性のうつよりも行動力も生きている時間も長いために、自殺のような究極的な選択をしてしまう人も多いのです。

うつ病は簡単な診断によってすぐ判断することができますし、軽度でも重度でも適切な診断と治療によって状態を改善することが出来るようになっています。
自分はそんな病気にならない、そんなものは弱い人間がかかるものだと古い考えを持っている人がおりますが、これは体の代謝やホルモンが正常に働かなくなったことにより発症する病気ですから、本人の精神力や根性というような全く科学的な根拠がない部分は関係しません。
この病気は真面目だったり、神経質だったり、目標を達成しようと意欲的な人間であればある程に発症しやすくなっています。

1人でかかえていれば状況は悪化するばかりですから、何か変だと自分が感じたり、周囲が気づけたりすればすぐさま治療を受けに病院へ行って下さい。
早期治療によって必ずこの病気は治すことができます。